広島・緒方孝市監督(46)が18日、金本知憲氏(47)の新監督就任が決まった阪神をたたき、来季は25年ぶり優勝に導く決意を示した。
指揮官はマツダスタジアムでの秋季練習後、金本新監督に「どういう野球をやってくるのか」と関心を寄せた。その上で「優勝するために勝ち越さないと。相手のことより自分たちの野球をすることが大事」と続けた。今季は阪神に対し12勝8敗2分け。この優位性を来季も維持する。
金本氏とは現役時代、広島で強打の外野陣を形成し、金本氏の阪神移籍以降は敵になった。互いの引退試合に足を運び合い、敬意を払う間柄ではあるが、注目の同級生対決に負けるつもりは毛頭ない。