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黒田よ残ってくれ!カープで男気を再び

 来季去就を白紙のまま、自宅へ戻るため渡米した黒田
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 広島・黒田博樹投手(40)が15日、来季去就を白紙のまま離日した。現役続行と引退の間で揺れており、結論が出るまでは長期化する見通し。既に契約更新のオファーを出している球団は、粘り強く慰留する方針。また、緒方孝市監督(46)は右腕に対し、ねぎらいの言葉を口にした。

 今季最終戦となった7日・中日戦(マツダ)を最後に、男気右腕は公に姿を現すことなく日本を離れた。球団はこの日、黒田が成田空港から自宅があるロサンゼルスへ向かう航空機に搭乗したと発表した。

 黒田は来季も広島でプレーするのか。それとも引退を選ぶのか。最終結論が導かれるまでには相当数の時間を要する見通しだ。

 7日の試合後、黒田は「いったんリセットして考えたい。野球を続けるにしても、それなりの覚悟がいる。こればかりは今の感情では決められない」と、複雑な胸中を口にしている。

 26試合に登板し11勝8敗、防御率2・55。バリバリのメジャーリーガーのまま8年ぶりに電撃復帰した今季、確かな足跡を残し、熱狂的に迎えた鯉党を沸かせ続けた。

 球団は成績に加え、その人柄や野球に取り組む姿勢を高く評価。「当然、戦力。彼の結論が出るのを待つ。やってもらわないと困る」と球団首脳。交渉役を務める球団幹部も「こちらの意向はもう伝えてある。すぐに直接話すことはない。あとは静かにやっていく」と述べた。球団は既に来季オファーを出しており、敬意を持ちながら焦らず、全力で慰留する方針を固めている。

 秋季練習を指揮した緒方監督は「彼がいなかったら今年の戦いはなかった」と最敬礼した。「自分の球を信じてマウンドに立つ。言葉だけでなくその姿を見て、若い選手は感じるものがあっただろう」と続けた。シーズン後には黒田と会食。詳細は明かさなかったが「いろいろ話はしたよ」と述べた。

 関係者によると、黒田はシーズン終了後、広島で知人とゴルフをするなどして、リラックスする時間を設けたという。シーズン終盤には「気持ちだけでは勝てないが、気持ちがないと勝てない」と投球哲学を口にした右腕。その気持ちが現役続行に傾き、固まることを今は祈るしかない。

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