「阪神5-1広島」(3日、甲子園)
広島・福井が6回2/38安打5失点(自責点4)で5敗目を喫した。
1-2の七回。先頭・伊藤隼の右前打から2死満塁のピンチを招くと、第1打席で通算1000安打を達成したマートンに走者一掃の左中間突破3点適時二塁打を浴びた。この直後に降板した。
初回に失点したが、二回以降は持ち味の粘り強さで猛攻打線を封じていた。それだけに「もう少し粘り強く投げられたら良かった。チームが負けて悔しい」と視線を落とした。
福井はここまでキャリアハイとなる9勝をマーク。自身初となる2桁勝利に王手を掛けながら、2試合連続でその壁にはね返された。