「阪神１－５広島」（２日、甲子園）

　４位・広島は先発・前田が７回６安打１失点で１１勝目（７敗）を挙げた。

　０－１の四回、新井の本盗で同点。五回は菊池の適時二塁打とエルドレッドの中越え１２号３ランで４点を勝ち越した。

　前田はヒーローインタビューで七回無死一、二塁から後続を断った場面を振り返り「点差はあったが、１点も与えず０で切り抜けようという気持ちだった。去年は大事なところで勝てなかったが、今年はチームが大事な時に勝てるようにしたい。（チームの雰囲気は）いいでずね。これから巻き返したい」と９月での反攻を誓った。

　首位・阪神は３連敗。初回に福留の犠飛で１点を先制したが、逆転された。先発・岩田は５回６安打５失点で８敗目（７勝）。