広島・黒田、目の前の一戦に集中

 広島の黒田博樹投手(40)が24日、残り33試合を前に「先を見て野球はできない。次のに集中する」と、あらためて一戦必勝を誓った。順調に中5日の間隔を保てば、あと7試合前後に登板できる見込み。浮上へフル回転する覚悟だ。

 8勝目を挙げた巨人戦から一夜明け、体をほぐすように汗をかいた。今季、チーム初の中4日登板。「体はパンパン。年齢か、フォーム的なものか」と苦笑いしつつも「7年間アメリカでやってきて、割り切り方は身についている」と続けた。

 次回は中5日で29日のDeNA戦(横浜)に登板する。「一番は毎回、ベンチが計算できる投手でありたいと思う。僕の先はそんなに長くない。誰でも同じマインドでマウンドに上がれるものではないので」。常に100%の心で打者に挑む。その先にチームの勝利があると、信じている。

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