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黒田“ガチ”で8年ぶり球宴マウンドへ

 試合前練習で、藤浪(右端)、新井と笑顔で話す黒田(撮影・吉澤敬太)
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 「オールスター第1戦、全セ8-6全パ」(17日、東京ド)

 マツダオールスターゲーム2015は17日、東京ドームで第1戦が行われ、全セが先勝した。マツダスタジアムで行われる18日の第2戦に先発する広島・黒田博樹投手(40)は、全選手中、一番乗りで、練習開始2時間30分前の午後1時に東京ドーム入り。お祭りムードは一切感じさせず、後半戦も見据えてトレーニングに集中した。“ガチモード”で、本拠地マウンドに上がる。

 この日一番の歓声は試合前、選手紹介の中盤だった。「背番号15、黒田博樹」。場内に40歳右腕の名前がコールされると、超満員のスタンドがドッと沸いた。敵、味方など関係ない。8年ぶりに復帰したスターを、プロ野球ファンが歓迎した。

 ただ、お祭りムードはこの瞬間だけ。練習中は、後半戦に向けた調整に集中した。全体アップは3時30分開始だったが、午後1時に選手では一番乗りで球場入り。痛みを抱える右肩、右足の治療と、トレーニングに時間を割いた。全体練習ではブルペンで35球。シーズンと変わらぬ練習量だ。

 「施設が使えるということだったので、早めに来てやれることをやろうと。(登板間隔が)開いているので、やりたいと思ってた」

 8年ぶりの大舞台で、周りは年下だけになった。「セ・リーグの最年長なので。いままでと雰囲気が違う。年いったな、と」。自虐的に笑ったが、新鮮な雰囲気にも触れた。18日の第2戦に先発する予定。「プロ19年目で初めて広島で投げる。楽しみがありますね」と胸を躍らせた。

 練習中には、あいさつにきた藤浪(阪神)と話し込んだ。4月25日の試合で2球続けて、胸元を襲った投球に激高。乱闘寸前の騒動となったが、あらためて笑顔で激励した。「新井にはしっかり投げろよ、と言いました」と笑わせると将来、球界を背負って立つ逸材にエールを送った。

 「お互い野球人なので。グラウンドで起きたことは、それきり。彼はそれなりの投手なので。もう一歩ステップアップしてほしい」

 松田が、柳田(いずれもソフトバンク)が、対戦を心待ちにする。「うれしい」と笑うが、後半戦へ真剣勝負で臨む。「マウンドに上がったら抑えたい。実戦から離れているので、取り戻すためにも。状態はよくなってきています」と黒田。真っ赤に染まった地元のマウンドから、40歳右腕が夢と希望を届ける。

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