マエケン 内弁慶克服でビジター初星を

 広島の前田健太投手(27)が18日、マツダスタジアムで投手指名練習に参加した。先発する19日・中日戦(浜松)では、チーム8連敗中の地方球場での勝利とともに、自身にとってのビジター今季初白星を狙う。

 前田は強めのキャッチボールやショートダッシュで汗を流した。「昨年までとは打線も違うので、しっかり(データを)頭に入れて投げたい」。今季初対戦の中日打線へ警戒を強めた。

 ビジターで白星と縁がない。今季は4戦3敗。4試合の防御率は1・80と、打線の援護に恵まれず不運な面はある。それでも「勝ち負けは流れもあるので、自分の投球をするだけです。チームが勝てばいい」とエースの自覚を示した。

 チームはビジターで今季6勝14敗。また、地方球場では2014年5月26日・西武戦(三次)で勝利して以来8連敗中。前田はそのうち3試合で敗戦投手になっている。

 今季の地方球場登板は松山、宇都宮に続き、浜松が3試合目。「地方球場はそんなに嫌いではない。気をつけるのはマウンドくらい」と話した。浜松では12年8月7日・中日戦で敗戦投手になっているが悪い印象はない。

 前回の宇都宮に続き今回と、偶然ギョーザの国内2大消費地が続くが「面白いですね。ギョーザは好きですよ。パワーになります」と笑った。個人としても、チームとしても負の歴史を断ち切る白星を狙う。

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