広島6連勝 会沢が3安打3打点
「阪神2-7広島」(10日、甲子園)
広島が会沢の2ランを含む3安打3打点の活躍などで快勝し、連勝を6に伸ばした。
二回に2死二塁から会沢の右線適時打で先制。三回に追いつかれたものの、五回、六回、七回に2点ずつを奪って突き放した。
会沢は五回に中前打から勝ち越しのホームを踏み、六回には2死二塁から左翼スタンドへ2号2ラン。“恐怖の8番”が今季初の猛打賞を記録した。
先発・福井は7回を4安打1失点と好投し、2勝目(1敗)。試合直後に会沢と握手してお礼を言ったといい「打つ方でも助けてもらったり、今日は周囲のみんなに助けてもらいました」と感謝した。
前回登板の3日・ヤクルト戦では、4安打4失点で3回持たずに降板。「みんな先発陣が頑張ってますし、僕はこの前試合でやらかしてますんで、自分もしっかりやらないと置いて行かれると思ったんで一生懸命投げました」と汗をぬぐった。
前日、最下位に転落した阪神は先発のメッセンジャーが6回を7安打5失点と打ち込まれ、広島に3タテを許した。三回に西岡の中前適時打で追いついたが突き放され、1-7とリードされた八回に鳥谷の右越え適時二塁打で2点目を挙げるにとどまった。