堂林 杉内攻略で三塁レギュラー定着だ

 広島・堂林翔太内野手(23)が6日、邪念を捨てて三塁スタメン定着を目指すことを誓った。今季初の巨人戦。得意の杉内を攻略し、巻き返しへの足場を固める。

 休日返上でマツダスタジアムに姿を見せた堂林。鈴木誠とキャッチボールを行い、室内では約1時間の打ち込みで汗を流した。「僕は2軍から上がってきた。何も失うものはない」と決意を語った。

 チームは泥沼の6連敗中。1試合平均2・56点の貧打が深刻だが、堂林にはチャンスが巡ってきた。打線の起爆剤と期待され、5日・中日戦(ナゴヤドーム)で今季初昇格初先発。伊藤から中越え二塁打をマークした。

 1軍デビューした12年以降では、初めて開幕1軍を逃した堂林。それでも2軍でみっちり振り込んできた。今季初の巨人戦。先発の杉内に対しては、昨年7打数3安打、打率・429で四球は2つ選んだ。三塁でのスタメン起用が濃厚で「(杉内に)悪いイメージはない」と腕をぶした。

 開幕1軍を逃したことで、余計な気負いはない。かつては本塁打への意欲を口にすることもあったが、この日は「低い弾道を狙いたい。本塁打はヒットの延長」とキッパリ。己の打撃に徹する。結果は後からついてくる。堂林が自然体で成果をつかむ。

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