ドラ1野間 原点の積極プレー誓った
広島のドラフト1位・野間峻祥外野手(22)=中部学院大=が30日、マツダスタジアムでの指名練習に参加し、失敗を恐れずにプレーすることを改めて誓った。
指揮官が開いた青空教室で、原点に立ち返った。練習前、野間は丸、鈴木誠とともに外野の芝生の上で、緒方監督から積極的な守備の重要性を説かれた。「『失敗するのも経験のうち』、と言ってもらった。積極的にプレーする」と決意を新たにした。
28日・ヤクルト戦(マツダ)の1プレーが指針になる。先発のジョンソンは六回まで完全投球。だが1-0の七回無死、先頭・山田の右翼線に上がった打球に対して鈴木誠がチャージせず、右前打にした。1点差の局面で、慎重を期したプレー。だが緒方監督からは「あそこは行ってよかった」と語りかけられたという。
野間は1年目だ。失敗した数が成長の糧となる。背中を押す言葉は指揮官の親心だ。31日からのDeNA戦(横浜)に向け、「思い切ってやるだけ」とキッパリ。新人らしく思い切りグラウンドを駆け巡る。





