鯉党・奥田民生 カープVなら新曲作る

 熱烈な鯉党で知られる広島出身のシンガー・ソングライター奥田民生(49)が27日、広島-ヤクルト戦(マツダ)の始球式に登場した。広島の市外局番「082」の背番号入りユニホームとジーンズ姿で捕手を務め、広島市の松井一實市長が投じたノーバウンド投球を難なくキャッチ。「投げるよりは楽でした。始球式で捕るのは初めて」と振り返った。

 鯉党としては願うは24年ぶりの優勝のみ。「今年ダメだったら、いろんなとこで怒られる。タイミング的には今年」と期待を寄せ「黒田さんは安定して投げてほしい。新井も帰ってきたからにはやってほしい」と、8年ぶりに古巣復帰した両雄の活躍を願った。

 奥田は以前、広島優勝時にはカープをテーマに新曲を製作することを約束したことがあったという。「古すぎる話で誰のオファーかも分からない」と言いながらも、「オファーがなくても勝手に作ります」と、悲願達成を祝う新曲を作ることを誓った。

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