黒田 開幕まで“本拠地調整”続ける
広島・黒田博樹投手(40)が、開幕まで遠征には帯同せず、独自調整でシーズンに備える。オープン戦登板は残り2試合の予定。いずれもマツダでの登板で「自分のペースで練習できるのは大きい」と、調整に専念する。
9日はあいにくの雨模様。屋内でランニングやウエートなど、重点的に汗を流した。8日にオープン戦初登板。打者13人にパーフェクト投球だったが「終わったことなので、次の登板に向けてやっていきたい」と、視線を前に向けた。
例年、オープン戦最終週の遠征は、全員帯同が基本。だが、札幌にも博多にも行かず、本拠地でトレーニングする。「ビジターは時間が制限される。時間を気にすることなく練習できるし、そういう意味でやりたいことができる」と黒田。シーズン中も同様に、登板予定がない遠征には帯同しないプランが温められている。