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ドラ2薮田が新春の誓い2・1から全開

 広島のドラフト2位・薮田和樹投手(22)=亜大=が4日、広島市内の広島経済大グラウンドで自主トレを公開した。右肩故障の影響で昨年3月以来、ブルペン投球を行っていないが、現在、患部の状態は良好。2月1日の春季キャンプ初日からブルペンでの全力投球を誓った。2軍スタートが濃厚な中、万全の状態をアピールして1軍合流を勝ち取る。

 笑みがこぼれた。暖かい日差しを浴びたからではない。思い通りに動く体に喜びを感じているからだ。薮田が力を込めた。「右肩と右肘は問題ない。キャンプ初日からアピールしていきたい」。2月1日にブルペン入りし、全力投球に意欲をのぞかせた。

 最後にブルペンに入ったのは「去年の3月」という。大学4年の春季キャンプ中に右肩を痛めて以降、投球練習はしていない。投げられないもどかしさや焦る気持ちは胸にしまった。復活だけを信じてリハビリに専念してきた1年だ。

 年始は2日から始動し、キャッチボールも再開している。この日は、最大50メートルの距離で遠投を行った。不安なく振れる右腕で放った球は、最速151キロの片りんを見せつける力強い球筋だった。

 9日に大野寮に入寮。10日からは新人合同自主トレに臨む。春季キャンプまでの約2週間で、捕手を立たせたままでの投球練習を再開予定。そして2月1日に全力投球する青写真を描いている。

 プロとして迎えた2015年。元日は家族そろって広島護国神社に初詣に出向いた。「ケガなくプレーできるようにとお願いしました」。高校時代も右肘を疲労骨折した。故障続きの野球人生。プロでは故障しないよう祈願した。おみくじでは大吉を引いた。プロへの道を前にした吉兆。気持ちは高ぶった。

 実戦から遠ざかっている点などが考慮され、キャンプは2軍スタートが濃厚だ。それでも焦りはない。実戦登板を目指し、自分の課題と向き合いながら一歩ずつ階段を上がる構えだ。

 年賀状には「飛躍」と書いた。「1年目から飛躍の年にしたい。1日でも早く1軍で投げることが目標です」。万全な体で飛び込むプロの世界。キャンプ初日に衝撃を与える。

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