丸「いい手応え」ソロ弾も空砲…

 「巨人4-2広島」(10日、東京ド)

 敗戦の中で光を放った。左翼席へ放り込んだ打撃は、復調の兆しを感じさせる一打だった。広島・丸が菅野から2号ソロを放った。

 1‐2の六回1死だ。1ストライク1ボールからの3球目。外角高め、135キロのフォークをコンパクトに振り抜いた。「打った瞬間にいい手応えがあった」。真っ赤に染まる左翼席へ一直線に伸びる、納得の一発だ。

 四回には外角121キロのカーブを引きつけ中前打。昨季、対菅野は20打数9安打で打率・450。得意とする相手から、今季3度目の複数安打をマーク。

 8、9日と4打数無安打。2試合連続で快音が止まり、リードオフマンとしての仕事を果たせなかった。さらに8日は、内海の投球が頭部死球となりグラウンドに倒れ込む場面もあった。

 本塁打も含め「甘い球を打てた。コースなりの打撃ができた」。外角の球は左翼側へ‐。持ち味の逆らわない打撃が戻ってきた。

 巨人に1勝2敗。開幕から4カード勝ち越しは成らなかった。だがシーズンは始まったばかりだ。「やることをやって、しっかりと準備したい」。11日は本拠地に戻り中日を迎え撃つ。そのバットで、チームを再び上昇気流に乗せる。

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