梵1軍合流へ!右膝の心配無用だ

 「広島春季キャンプ」(13日、日南)

 広島・梵英心内野手(33)が15日の第4クールから1軍に合流することが13日、決まった。12年オフに手術した右膝の状態を考慮し2軍スタートだった。患部の状態が良く、試合にも出場できるため昇格が決まった。また2日に左股関節付近に痛みを発症し3軍調整中だったライネル・ロサリオ外野手(24)も同日から1軍に再合流する。

 右膝に不安はない。梵が表情を引き締め言い切った。「準備はできている。次のクールから実戦が多くなる。そこでつくっていく」。第4クールとなる15日からの1軍合流に向け、心のスイッチを切りかえた。

 昨年と同様に2軍でスタートした。12年オフに右膝を手術。患部の状態を考慮し、じっくりと調整するのが目的だった。この日、2軍の東光寺球場を視察した野村監督と話し合いの場を持ち「(2軍で)やることはできた。個人的にいけると判断した」と1軍合流を直訴。野村監督からも「こっち(1軍)で見てみたい」とゴーサインをもらった。

 順調な仕上がりに表情は明るい。年始に暖かいグアムで初の海外自主トレを敢行。体づくりを行った。キャンプイン当初は寒暖差に悩まされたが、右膝が悪化することはなかった。既に遊撃でノックを受けるなど、ほかの選手と同じメニューを消化。12日にはシート打撃に参加した。

 1軍合流後は開幕を見据え戦闘モードに入る。「次のクールの印象が大事。アピールしたい」。沖縄へ移動する19日までの5日間に行われる2試合の紅白戦に出場する見込み。さらに沖縄移動後のオープン戦と練習試合、7試合の出場にも意欲をのぞかせた。

 同じ遊撃手・即戦力として期待される田中の沖縄帯同が確実となった。それでも「あまり気にしていない」。サラリとかわし、ルーキーをライバル視しなかった。

 雨のため屋外での練習ができなかったこの日は、全体練習終了後に1時間の特打。室内で黙々とマシン打撃を行った。

 「(右膝は)去年と比べたらいい。違うレベルにある。安心感がある」。4年ぶりの144試合出場を誓っている今季。自信に満ちた表情が心強い。

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