丸「9」番お披露目!新フォーム手応え

 「広島春季キャンプ」(1日、日南)

 丸佳浩外野手(24)が背番号9のユニホームをファンに初披露した。昨年11月に63から変更となっていたが、やはりまだ慣れない様子。それでも気持ちを新たに臨む今季は、昨年以上の活躍を見せる決意だ。

 緒方(現野手総合コーチ)以来の背番号9が、グラウンドに戻ってきた。尊敬する先輩から継承した丸は「9番の感想ですか?う~ん、特に」と照れ笑いを浮かべた。

 ただ、まだ新背番号には慣れないようだ。練習メニュー表の組み分けは、選手名ではなく背番号で書いてある。丸は昨年までの背番号63がある第3グループの練習に参加しようとした。しかしそこには背番号63のユニホームを着たドラフト3位の田中(JR東日本)がいた。「9」は第1グループ。「63が自分だと思って…。間違っちゃった」と頭をかいた。

 キャンプ初日らしい勘違いもあったが、チームを引っ張る自覚はある。昨季は140試合に出場して打率・273、14本塁打、58打点。盗塁王、ゴールデングラブ賞も獲得した。それでも今季は「すべての分野でより高いプレーをしなければいけない。全ての部分で高いところを目指さないと生き残れない」と力強く言った。

 打撃には手応えがある。昨季、新井打撃コーチの指導でフォーム改造に成功。今年も継続するが「これからはどのように上積みし、確率を上げられるか」と語った。

 背番号9でのキャンプ初日が終わった。「この球場で先乗りでやっていたけど緊張感が違う。疲れました」。丸にとって真価が問われる1年が始まった。

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