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野村 開幕投手狙う!マエケンに挑戦状

 広島の野村祐輔投手(24)が12日、開幕投手に名乗りを上げた。この日は東京都府中市の明大グラウンドでの自主トレを公開。3月28日・中日戦(ナゴヤ)は順調ならば絶対的エースの前田健太投手(25)の先発が本命だが、キャンプで首脳陣にアピールし、初の栄誉を勝ち取ることを宣言した。習得中の新球を武器に“マエケン超え”を目指す。

 その年のエースが務める開幕投手の座は、投手にとって最高の栄誉だ。今季の戦力の中で、実績だけで考えれば前田が不動の本命。しかし野村は、敢然と“待った”をかけた。「誰もが目指す場所。そういう(奪い取る)思いでキャンプでやっていきたい」。その表情は本気だった。

 球界を代表する投手の前田に挑戦状をたたきつけた形だが、追い越さなければならない存在だと思っている。「2年目の昨年から勝負したい思いはあった」。チームメートながら常にライバル心を燃やし続けてきた。

 そこまで野村をかき立てるのは何か。答えはただ一つ。自らをレベルアップさせるためだ。「大竹さんも抜けたし、今年はやらないといけない」と強調。そして「(前田と)競うくらいでやる。自覚を持ってやりたい。新人も入るし、引っ張っていけるようになりたい」と“マエケン頼み”の現状を打破したい思いを訴えた。

 レベルアップを図るため、新たな球種を習得中だ。それはシュート系の球で、昨季中にシュートが武器の大竹から握りや変化のイメージなどの話を聞いたという。「今の持ち球をレベルアップさせ、それにもう一つ増えれば幅が広がる」。昨季初の2桁となる12勝を挙げたが、どん欲に進化を求めている。

 10日から明大グラウンドで開始した自主トレは、思い描く以上に順調に進んでいる。「昨年とは比べものにならないくらい、体の状態はいい」と笑顔。この状態を維持し、2月1日のキャンプインからのブルペン入りを目指している。

 昨年までとは明らかにモチベーションが違う。「キャンプ中盤ぐらいの状態をつくって、2月1日を迎えたい」。無風と思われた開幕投手争いが一転、ヒートアップしそうな予感がする。

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