丸で5連勝!九回土壇場一挙4点大逆転

 「交流戦、楽天4-5広島」(13日、K宮城)

 広島が大逆転で今季初の5連勝を飾った。1‐3の九回、3連打で1死満塁。ここで堂林翔太内野手(21)の2点左前打で同点とすると、最後は2死一、二塁から丸佳浩外野手(24)が右翼線へ勝ち越しの2点三塁打を放った。この5連勝中、逆転勝ちが4度の勝負強さ。最高の勢いに乗り、札幌で日本ハムも食うぞ!

 最後は右腕1本、丸が体勢を崩されながらも、執念で右翼線に持って行った。1‐3の九回、同点に追い付き、なお2死一、二塁。「ごちゃごちゃ考えてもしゃあない。いける。おいしい場面」と自らに言い聞かせ、24歳は打席に入った。

 ラズナーに追い込まれた後、「頭にない。たまたま、あそこに飛んだ」と、4球目の135キロチェンジアップに食らい付いた。悲鳴と歓声がこだまする中、打球は右翼線で跳ねた。走者2人がかえり、勝ち越し。結果的にこれが決勝の2点三塁打となった。

 「瞬間的な反応で打てた。あれができるようになったら大きい」と、自画自賛の一打。前4打席は則本の前に凡退していた。5打数無安打なら、打率3割を切っていた。「最後にあの1本が出てギリギリセーフ。僕自身にとっても大きい」と安どした。

 九回はコツコツつないだ好機だった。1死から岩本、梵、中東が3連打。3人とも追い込まれながら、粘った末の単打。そして満塁。打率・217と打撃不振に苦しむ堂林が大仕事を果たした。

 ラズナーの135キロを詰まりながらも、左前にはじき返した。2点適時打となり土壇場で同点。「どんな汚い安打でも、かえそうと思った。食らい付いた」と気迫で打った。

 試合前ミーティングでは野村監督が今季初めて選手に向け、カツを入れた。「強い自分と弱い自分がいるけど、強い自分を引き出すように」。4連勝中だったが、あえて気を引き締めていた。

 「強い」鯉戦士は見事に試合をうっちゃった。今季初の5連勝。その間、逆転勝ちは4度。「最高の試合だった」と指揮官はたくましさを増すナインを絶賛した。

 交流戦は貯金1。ヒーローの丸は「僕は勢いに乗らせてもらっただけ。2点負けた場面から逆転勝ちし、勢いも出る。連勝をどんどん伸ばしていきたい」と力を込めた。交流戦は日本ハムと残り3試合。みちのくで連勝し、次は北の大地に乗り込み、もうひと暴れだ。

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