広島の広瀬プロ野球新15打席連続出塁

2回広島無死、広島・広瀬 純は左前打で出塁し、球団記録タイの12打席連続出塁となる=マツダスタジアム(撮影・出月俊成)
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 「広島‐中日」(26日、マツダ)

 広島の広瀬純外野手がプロ野球記録となる15打席連続出塁をマークした。高橋由(巨人)ら3人が持つ記録を塗り替えた。

 この試合まで11打席連続出塁の広瀬は、二回の第1打席で左前打を放って出塁し、1967年に山本一義氏がマークした球団記録に並んだ。

 さらに四回には、左中間へ先制の二塁打を放って13打席連続出塁。球団記録を塗り替えた。五回の第3打席は、2死二塁の場面で中日・岡田から右前打を放って出塁し、日本記録に並んだ。

 そして八回の第4打席は、無死一塁の場面で、中日・武藤から中前打を放った。

 広瀬は21日の巨人戦の八回に中前打を放ち、延長十回は死球で出塁。23日のヤクルト戦は4四死球で、全打席塁に出た。雨天中止を挟んで25日の同カードは中前打、左翼二塁打、死球、右前打、四球だった。

 広瀬は佐伯鶴城高(大分)から法大に進み、4年春には三冠王を獲得。2000年ドラフト2位で広島に入団した。2010年に135試合に出場して打率・309、12本塁打、57打点をマークし、ゴールデングラブ賞も獲得した。

 しかし11年は太ももを痛めるなどで73試合の出場にとどまり、昨季も102試合の出場で打率・241、6本塁打、33打点だった。

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