広島が巨人に一矢報いるサヨナラ勝利

延長11回、サヨナラ決めナインに手荒い祝福を受ける広島・松山竜平(中央)=マツダスタジアム(撮影・出月俊成)
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「広島5‐4巨人」(21日、マツダ)

 巨人に2連敗していた広島が、サヨナラ勝ちで一矢報いた。2011年8月30日・ヤクルト戦(神宮)以来、19試合ぶりの延長戦勝利となった。

 4‐4の十一回、1死満塁から代打松山が一塁へサヨナラ適時打を放った。マエケン、エルドレッドと故障でエースと4番を欠く危機的状況の中で、執念の勝利だった。

 巨人は三回、阿部の犠飛で同点。七回には坂本が勝ち越し打、阿部が通算300号となる今季5号2ランでリードした。

 広島は3点ビハインドの七回、エルドレッドの代わりに4番に入った栗原が左前打、続く堂林も左前打で続き、1死一、二塁から梵が左翼へ適時打を放った。2死二、三塁となり、代打前田智の中堅への同点2点適時打で追い付いた。

 巨人の先発・内海は初回、3四球の乱調で先制を許したが、二回以降は立ち直り、6回1/35安打1失点。今季初先発の広島・中村恭は6回1/34失点で降板した。

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