侍・井口監督 山口航輝の4番起用明言 今季38発ロッテ時代の教え子に期待「どこまでも飛ばしてもらいたい」

 「侍ジャパン事前合宿」(3日、宮崎)

 野球日本代表「侍ジャパン」は3日、「ラグザス アジアプロ野球チャンピオンシップ 2026」(12~15日・東京ドーム)に向け、宮崎市のひなたサンマリンスタジアム宮崎で合宿を開始した。今大会が初陣となる井口資仁監督(51)は、今季38本塁打を放ったロッテ・山口航輝内野手(26)を4番に指名し、大きな期待を寄せた。

 合宿初日。井口監督は、まるで決意表明をするように4番起用を明言した。「基本的には山口は4番になると思います」。近未来の侍の命運を握るかもしれない存在。一塁かDHに入れる予定の山口に、主砲としての期待感を込めた。

 日の丸を背負った男の白球が球場の上空に舞い、放物線を描く。フリー打撃でピンポン球のように軽々と中堅や左中間席中段に特大の“一発”を運んだ。31スイング中、6本の柵越え。無限の可能性を秘めた大砲。将は早々と打順の答えを出していた。練習中には山口に直接「4番でいくからな」と自らの言葉で伝えた。

 ロッテ監督時代の教え子で、今季は急成長を遂げてパ・リーグ2位の38本塁打をマークした。侍での役割は「どこまでも飛ばしてもらいたい」と期待。3枠のオーバーエージ枠(29歳以下)での選出。28年ロサンゼルス五輪への出場権が懸かる来年11月「プレミア12」に「呼びたいっていう思いもあります」。五輪の出場切符をつかむために長距離打者の存在は欠かせない。

 山口は「打撃で頑張りたいなと思います。しっかり勝って(井口監督に)恩返ししたい」と意気込む。12日・台湾戦で初戦を迎える今大会の優勝を目指す侍ジャパン。指揮官は今後、打順など起用法の構想を固めて国際大会に挑む。

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