巨人・松井新監督“ミスター流”擬音語指導 11・3ゴジラの日にベール脱いだ「聞かれた時に納得してもらえる答えを」

 「巨人秋季キャンプ」(3日、ジャイアンツ球場)

 巨人の松井秀喜監督(52)が“ミスター流”で本格的に指導を開始した。ジャイアンツ球場などで行われている巨人秋季キャンプは3日、第2クール初日を迎えた。松井監督は荒巻、相沢、小浜、増田陸の4選手を直接指導。その伝達手段はジェスチャーを交えながらの擬音語。恩師・長嶋茂雄さんを思わせる指導法で野球人生で培われた技術や理論を伝授した。

 選手の動きを見ることに終始した第1クールと打って変わって、動いた。午前中は荒巻に「ちょっと来いよ」と声をかけた。午後は相沢、小浜、増田陸と立て続けに指導。「分かんない状況では話はできないです」。第1クールの3日間で、気付いた点を指摘した。

 「それぞれみんな課題を持ってるでしょうから。聞かれた時に納得してもらえる答えを用意したい。いろいろ話すとどういうことを意識してるとか、どういうこと考えてるかがよく分かるので、大切かなと思います」

 その教え方には特徴があった。増田陸は「ゴムを最大に引っ張った状態から、バーンって回れたら、みたいな」と明かす。小浜は「パ、パッ、パーンっすね。動作も加えてだったんで分かりやすい」と言う。動作プラス擬音の指導はまさに長嶋さん流。小浜は「擬音っぽい教え方もあまりいなかった。イメージはしやすいです。リズムって大事だと思うんで」と納得の表情だった。

 この日はフットワークも軽かった。ジャイアンツ球場に到着後、すぐに投手陣が秋季キャンプを行うジャイアンツタウンスタジアムへ移動。選手の動きをチェックし、杉内チーフコーチ、内海コーチらと意見交換もした。

 本格的な指導を開始し、精力的に動き回った一日。実は11月3日は1954年に映画「ゴジラ」の第1作目が日本で初めて封切られたことから「ゴジラの日」とされる。そう知らされて「貴重な情報ですね、それ。覚えておきます。文化の日にゴジラ誕生ね」と笑った。

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