FA人的補償 来年オフから撤廃 翌年ドラフト会議の指名権or金銭譲渡
FA権を行使した選手の移籍に伴う「人的補償制度」を来シーズンオフから撤廃することが決まった。戦力均衡を図る代替策として、翌年のドラフト会議の指名権か金銭を、獲得した球団が所属していた球団に譲渡する。30日、NPBが発表した。2029年のシーズン後に制度を継続するか見直すか、改めて協議する。日本プロ野球選手会もXで「一歩ずつ前に進めていくべき」と合意に至った理由を説明した。
ドラフト指名権の順位と金銭の額は移籍する選手の年俸に応じて決まり、Aランク(所属していた球団内の日本選手で1~3位)の場合はドラフトの2位指名権か、年俸の80~130%を目安とする金銭。Bランク(同4~8位)のうち4~7位は3位指名権か年俸の60~100%。8位は年俸の60%の金銭に限定され、指名権は移らない。Cランク(同9位以下)は従来通り補償が不要。
また今オフから、FA権を行使した選手が翌年4月1日時点で35歳以上の場合、ランクに関わらず旧球団への補償が不要となることも決まった。
