来秋ドラフト目玉候補の大阪桐蔭・川本晴大 自己最速2キロ更新の154キロはケガの功名「上半身で無理やり投げていた」夏の左肩負傷後にフォーム修正
「秋季高校野球近畿大会・1回戦、大阪桐蔭9-0龍谷大平安」(17日、わかさスタジアム京都)
今春センバツ王者の大阪桐蔭が圧勝で初戦を突破した。先発した来秋ドラフト候補左腕の川本晴大投手(2年)は、自己最速を2キロ更新する154キロを計測して8回2安打無失点、7奪三振。NPB6球団のスカウト陣が視察に訪れた中で勝利に導いた。
初回は先頭打者に151キロを計測し、三者凡退。二回は1死三塁のピンチを背負ったが、最後は自己最速を2キロ更新する154キロの直球で空振り三振に仕留めた。三回以降は多少制球の乱れはありながらも、打者を寄せ付けなかった。
川本は今春センバツ優勝投手となったが、今夏は「左肩の棘上筋の肉離れ」で登録外となり、チームも夏の甲子園出場を逃した。
左腕は負傷を機に投球フォームを見直したという。「上半身がすごい強くなって、肩への負担っていうのが起きちゃったんで、もう少し下半身を使って投げるっていうのを考えてやってました」と話した。
具体的な修正部分については「ワインドアップから振りかぶって、足上げる時にしっかり片足に立って、股関節にしっかり貯めてっていうか、そういう感じで投げることにしました。足が上がりきる前に並進してしまって、上半身で無理やり投げてる感じがあったんで、肩にも負担が関係してしまったと思うんで。そこを減らすために下半身を今使って投げてます」と説明した。
最速を2キロ更新したことについては「出た時は分かんなかったんですけど。出たんやなっていうふうに思いました。結構指にかかって、上半身下半身ともにいいバランスで投げれたボールだったので、いいバランスのいいボールだったなと思いました」とさらりと振り返った。
チームは今春センバツでは優勝を果たすも、今夏は甲子園出場を逃した。「センバツで優勝できて、夏甲子園に出れなくて。その夏の悔しさは秋でしか返せないと思ってやってるんで」と意気込んだ。
