日本ハム 守乱で初戦黒星スタート モイネロKOしたのに勝ち逃す 新庄監督「諦めることはない。最後の1球まで」
「CSパ・ファイナルS・第1戦、ソフトバンク6-4日本ハム」(14日、みずほペイペイドーム)
「2026 パーソル クライマックスシリーズ パ」のファイナルステージ(S)が開幕した。新ルールによりアドバンテージが2勝となった、リーグ3連覇のソフトバンクが6-4で逆転し先勝。通算成績を3勝とした。レギュラーシーズン3位の日本ハムは鷹のエース・モイネロを序盤で攻略したが、四回の拙守が響いた。同シリーズは5戦先勝の7試合制で争われる。
しかめっ面が全てを物語っていた。日本ハム・新庄監督は開口一番「モイネロから3点、よっしゃーと思って。あの四回だけですよ」と悔しがった。難敵攻略を生かせず、守乱からの大暗転。初戦で痛すぎる逆転負けだ。
序盤からモイネロを攻め、1点を追う二回は内野ゴロの間に同点とし、三回は柴田の勝ち越し右犠飛と押し出し四球で2点を追加。三回途中で降板に追い込んだところまでは最高の流れだった。
だが、四回1死満塁のピンチで、一塁へのゴロを処理した柴田が本塁へ悪送球。続く庄子の適時打で同点とされ、今度は左翼の郡司が正木の平凡なフライを落球(記録は犠飛と失策)。立て続けに守りのミスの後、近藤の適時二塁打などで一挙5点を奪われた。今季12球団ワースト88失策の“アキレス腱”を大一番でも露呈した。
一塁の練習を9月に始めたばかりの柴田は「引っかけました。本当に1プレーで流れが変わる」と神妙。郡司も「(二走に)サードに行かれないように早く返そうと思って焦った」と猛省し、七回に放った左越えソロを喜べるはずもなかった。
ただ、新庄監督は柴田のミスは「仕方ない。打つ方を期待して出してますから」と想定内とし、郡司の落球も責めなかった。アドバンテージを含めて0勝3敗の状況にも「ああだこうだ言っても仕方ない。決まるまでは諦めることはないです。最後の1球まで」と強調。大逆襲を信じて、前を向いた。
