広経大が31度目V 4季連続で涙のんだ宿敵近大工破り 「一番喜んでくれたかな」東監督の父で歌手だった為五郎さん7月に死去
「広島六大学野球、広経大8(8回コールド)0近大工」(11日、近大工野球場)
3試合が行われ、第1試合で広経大が近大工に8-0の八回コールド勝ち。10戦全勝の勝ち点5で5季ぶり31度目の優勝を決めた。広経大は31日、11月1日に香川県のレグザムボールパーク丸亀で開催される明治神宮野球大会(11月19日開幕)の中四国代表決定戦に出場する。就任3年目の東賢孝監督にとって1年目の春以来の優勝で、秋は初制覇となった。
4季連続で宿敵・近大工の前に涙をのんできた東監督は「選手たちが本当によくやってくれた」と、喜びを爆発させた教え子をねぎらった。
天国の父に届ける優勝でもあった。7月に亡くなった父・東為五郎さん(本名・東孝成さん)は、1970~80年代に広島で歌手やタレントとして活躍。大の野球好きでカープの古葉竹識監督らと親交があり、江夏豊が作詞した「さすらい星」などを歌った。
昨年、脳梗塞で倒れ、リハビリを経て7月初めに退院したが、その後急逝。「おやじはずっと勝てないことを心配していた。『おまえ、大丈夫か』って。見せてあげたかったけど、一番喜んでくれたんじゃないかな」としみじみ語った。
31日からの中四国代表決定戦へ「ここで終わるつもりはない。全国を目指したい」と力を込めた。
