西条農が6年ぶりの中国大会出場 3位決定戦で堅守を武器に広島新庄から勝利

勝利し、ほえる西条農・松木舜弥(撮影・北村雅宏)
8回、西条農・上本陽琉が犠飛を放って得点を奪い、喜ぶ西条農ナイン(撮影・北村雅宏)
2枚

 「秋季高校野球広島大会・3位決定戦、西条農6-4広島新庄」(11日、ぶんちゃんしまなみ球場)

 西条農が、磨いてきた堅守で6年ぶりの中国大会出場を決めた。

 0-0の2回だ。1死満塁からマウンドに上がった松木舜弥投手(2年)が、大ピンチをしのぎ無失点。さらに3点を返され、5-4で迎えた七回2死満塁でも、空振り三振に斬り、逆転を許さなかった。打線は五回に集中打で3点を奪うなどして、リードを広げた。

 福田啓介監督は「投手中心の守備をしっかりやらないと、どのチームにも太刀打ちできないと言ってきた。実践してくれた」と選手をたたえた。

 県内に2つある農業高校の1つ。時期に応じ、十分な練習時間が確保できないときがある。それでも福田監督の信念である、「とにかく妥協しない。最後までやりきる」という気持ちを宿した選手が、着実に力を付けてきた。準々決勝では、近大広島高福山に11-1の五回コールド勝利。準決勝は、崇徳に延長タイブレークの末に敗れたものの、最終盤の粘り強さは驚異的だった。

 今夏の広島大会では、福山が頂点に立った。今秋4強入りした学校の中で、西条農は唯一の公立校だ。福田監督は「勝ち上がれたっていうのは、農業高校としてもやっぱり自信になる」と力を込めた。

 センバツ大会出場は1988年。夏の甲子園には91、93年に出場経験がある。来春のセンバツ出場を目指し、23日から鳥取市などで開催される中国大会に出場する。

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス