ロッテが唐川引退試合で劇的サヨナラ勝ち 山口がバックスクリーンへの劇弾で華添える「唐川さんを良い形で送り出せた」唐川はカットボールで正木を三振「僕の19年を表した投球」
「ロッテ2-1ソフトバンク」(3日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテは劇的サヨナラ勝ちで連敗を3で止めた。1-1の九回に山口がバックスクリーンに35号劇弾をたたき込み、唐川侑己投手(37)が引退試合に華を添えた。
山口がひと振りで試合を決めた。同点の九回、松本裕の初球、155キロの外角低めの直球をバックスクリーンに運ぶ、今季4度目のサヨナラ打となる決勝弾を放った。
これが35号本塁打。04年のベニーに並ぶ、92年の千葉移転後最多本塁打とし、球団史に名を刻んだ。
この日は唐川の引退試合。祝福のウォーターシャワーでずぶ濡れになりながら「勝てて良かったです。唐川さんを良い形で送り出せたと思います!」と笑顔だった。
引退試合を迎えた唐川は1番・正木に対して、武器のカットボールを4球。初球ボールのあと、3球連続ストライクを投じて空振り三振に仕留め、現役最後の投球を終えた。
「初球低めに垂れる球を投げたのでなんとか修正しようと思って投げました。本当はもっと速い球を投げたかったんですけどね。この期に及んでストライクを揃えるっていう選択をした僕の19年間を見事に表した投球でした」と振り返った。
山口の劇弾の際には両手を広げて笑顔を浮かべた。
2番手に同学年の益田が登板。無失点に抑える姿に「益田選手の投球に感動しました」と言う。チームを支えてきた2人。その役割を託す形になった。
六回からはルーキーの冨士がプロ初登板。近藤、栗原、柳田の主軸を三者凡退に打ち取るデビューを飾った。「すごく緊張しました。最初バッターがわからなくて並びを見たときにすごかったですが、集中して投げることができたので良かったです」と振り返った。
打線は土壇場に同点に追いついた。松本晴の前につながりを欠いていたが、1点を追う八回、先頭の上田が左越え8号ソロ。8月29日以来の1発は、球団通算8500本塁打となった。
