ロッテ・角中 ファンに感謝の引退試合「熱く心から震える応援」 独立リーグ出身のパイオニア
「ロッテ3-4ソフトバンク」(2日、ZOZOマリンスタジアム)
紙吹雪が舞い、応援歌が響く中、かみしめるようにゆっくりとグラウンドを歩いた。「熱く心から震える応援、マリーンズファンの皆さん、ありがとうございました」。ロッテ・角中勝也外野手(39)が20年のプロ野球人生に終止符を打った。
引退試合。花で覆い尽くされた球場エントランスに「びっくりしました」と照れ笑い。6番・左翼でスタメン出場した。打席では3打数無安打。自ら申し出て八回に交代した。
2人の息子が彩りを添えた。次男の稜汰くんは始球式。二回、第1打席では長男・優斗くんが「ぼくたちのお父さん、6番、レフト角中勝也、背番号3」とコール。家族が勇姿を見届けた。
独立リーグ出身で初の首位打者。パイオニアとして活躍した。「独立リーグでは技術はもちろん、人間としても成長させていただきました。1軍で活躍するのが恩返しになると思い頑張ってきた」。豊富な練習量で、結果を積み上げてきた。
セレモニーでのスピーチでは言葉に詰まった。「頭が真っ白になっちゃって」。その代わりに「今からインスタグラムにコメントを投稿します。フォローしていただき、過去最高のいいねをよろしくお願いします」とファンにお願いした。
後輩たちへ「しっかり練習すること。練習してる人が結果出してます」と言葉を残す。「優勝するマリーンズ、常勝軍団になるマリーンズが見たい。期待してます」。夢を託して、バットを置く。
