巨人・泉口 プロ初の劇的サヨナラ弾 0-0九回千金の金丸撃ち「打てるわけないと思っていた」連敗止めて阪神追走
「巨人2-0中日」(18日、東京ドーム)
まさか…現実になるとは思わなかった。巨人・泉口友汰内野手がプロ初のサヨナラ本塁打で投手戦にピリオドを打つ。「九回表の守備が終わった時にベンチで卓三(大城)さんに『ホームランお願いします』って言われたんです。打てるわけないと思っていたんですけど、ビックリしています」。初めて見た景色をかみしめた。
中日・金丸の前に苦戦を強いられた。六回まではわずか1安打。七回に泉口が内野安打を放ち、この日初めて二塁を踏んだが、ホームが遠い。0-0のまま迎えた九回だった。マルティネスが無失点でつなぐと、ベンチで大城からすれ違いざまに声をかけられた。「においました」と無邪気な笑みを浮かべた正捕手も不思議な予感を抱いた。
1死から松本が出塁。泉口に打席が巡った。「剛さんがヒットでつないでくれたので、僕もチャンスを広げて後ろのボビー(ダルベック)にという思いだった」と、内角高めのカットボールを振り抜いた。右翼席へ飛び込むサヨナラ弾で決着。「プロに入って初めてサヨナラだったので、こんな感じなんだな」と喜びをかみしめた。
17日には二遊間を組んできた浦田が右肘靱帯(じんたい)損傷の診断を受けて無念の離脱。「ここまで一番チームを引っ張ってきた選手」と思いを背負ってグラウンドに立つ。残り11試合、連敗を3で止め、首位・阪神を1差で追う。離されはしない。虎の背中は目の前だ。
