U-18日本代表 18得点で白星発進 4番の智弁和歌山・山田が2安打4打点「日本の高校野球らしさをアジア全体に見せていきたい」
「U-18アジア選手権・1次リーグA組、日本18-0香港」(7日、台湾)
開幕し、1次リーグA組の高校日本代表は香港に18-0の四回コールドゲームで大勝し、白星スタートを切った。10安打で18得点。二回には一挙16点を加え、圧倒した。4番に座った智弁和歌山・山田凜虎捕手(3年)は2安打4打点。投手は(沖縄尚学・末吉良丞投手(3年)と専大松戸・門倉昂大投手(3年)の2人が計1安打無失点で継投した。日本は8日にスリランカ、9日にフィリピンと顔を合わせる。
高校日本代表は国際大会初戦の重圧を感じさせず、18得点で香港を圧倒した。4番の山田は2打席連続の2点打で4点をもたらし「初回から全力でやろうと思っていた。プレッシャーもあるが、打つことに集中していた」と満足そうに話した。
一回に2四球から重盗が決まり、1死二、三塁。山田は「自分が打たないとチームの勢いが出ない」と使命感を持って打席に入り、直球を逆らわずに右前へはじき返した。理想に掲げる積極的な走塁から先制し「自分たちが目指しているところが出た」と笑顔だった。
6-0の二回無死二、三塁では左前打を放ち、中軸として存在感を発揮。チームはこの回に一挙16点を奪い、岡田監督は「山田の最初のヒットが大きかった。次へつなごうという意識を全員が持ってくれた」と活発だった打線をたたえた。
3大会ぶりの制覇に向け幸先の良いスタートを切った。山田は「日本の高校野球らしさをアジア全体に見せていきたい」と胸を張った。
◆U-18アジア選手権 2組に分かれて総当たりの1次リーグを実施し、各組上位2チームが2次リーグに進出。2次リーグは4チーム総当たりで、1次リーグの戦績を加味して2チームが決勝に進む。試合は7イニング制で、八回以降はタイブレーク。決勝と3位決定戦以外は、四回終了の時点で15点差以上、また五回終了の時点で10点差以上がつけばコールドゲームが成立する。ピッチクロックや球数制限も適用。投球数に応じて次戦出場までの休養日が定められ、1人の投手は1試合につき105球まで投げられる。
