巨人・小笠原 3年ぶり完封「何とか長いイニングを」前夜10人継投のリリーフ陣救う NPB通算1000投球回&通算50勝目
「広島0-4巨人」(6日、マツダスタジアム)
勝利の瞬間、ホッとしたような表情を浮かべ、先発マスクの大城とハグをして喜び合った。4安打に抑えNPB復帰後初で、中日時代の23年以来3年ぶりの完封で4勝目。巨人・小笠原は「リリーフが連投、連投だったので、何とか長いイニングを投げようと思ってマウンドに立ちました」と気迫のセリフを口にした。
気合が入っていた。力強い直球に変化球を交えて相手を封じ込めた。六回に菊池の打球が左足に直撃し、苦悶(くもん)の表情を浮かべたが、ベンチに下がらなかった。「(マウンドを)1回降りると流れが変わっちゃう。試合は生き物。僕の直感は『戻らない方がいい』と思った」。直感に従い、後続を断った。六回途中にNPB通算1000投球回、そして通算50勝という節目の記録にも到達した。
5日は延長十一回まで戦う激闘となり球団史上初の10人継投という総力戦になった。「昨日試合終わってニュースで見た。何かのメッセージかなと思いました」。ブルペン陣の奮闘をメッセージと受け止め、「いつも助けてもらってばっかり。9回を投げられて良かった」と笑みを浮かべた。
橋上監督代行は「ブルペンの台所事情というものも小笠原投手はしっかり理解してくれていた」と目を細める。3連勝で首位・阪神と2・5ゲーム差に縮まった。一丸ムードで勢いに乗り、虎をロックオンする。
◆通算1000投球回 巨人・小笠原投手が6日の広島20回戦(マツダ)で達成。プロ野球378人目。初登板は中日時代の16年5月31日のソフトバンク戦。
