立命大・有馬に11球団熱視線 8回2失点敗戦も燕スカウト「持っているもの素晴らしい」

 「関西学生野球、関学大2-1立命大」(5日、わかさスタジアム京都)

 開幕して1回戦3試合が行われ、6月の全日本大学選手権で54年ぶりの優勝を果たした関大、同大、関学大が先勝した。今秋ドラフト候補の立命大・有馬伽久投手(4年・愛工大名電)は関学大に8回2失点完投も敗戦。それでもNPB11球団のスカウト陣が視察に訪れ、変わらぬ注目度の高さをうかがわせた。

 粘りの投球も勝利には導けず、有馬は反省を口にした。「勝ちきれなかったので悔しい」。三回まで毎回走者を背負いながら本塁は踏ませなかったが、四回には死球でピンチを拡大し、先制点を献上した。五回にも1点を失った。以降は追加点を許さなかったが、チームは黒星発進。「状態は悪くはないという感じ。スライダーが決まらなかった」と唇をかんだ。

 ネット裏にはNPB11球団のスカウト陣が視察に訪れ、注目を集めた。ヤクルトの平岡スカウトは「ストレートの強さもあるし、変化球も右左関係なくカウントが取れるのは良い点」と評価。「春に比べてしっかり状態が上がってきたという印象。持っているものは素晴らしい」と話した。

 有馬自身も手応えを得ている部分はある。夏を通じてストライク先行や、左打者のインコースに投げきることに取り組み、「できていたところはあった」とうなずいた。ただ、勝てなかったことが何より悔やまれる。「しっかり準備して状態を上げていきたい」と次戦を見据えた。

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