西武 栗山巧が引退試合4打席目で安打 涙こらえてをハイタッチ 本拠地ファンは号泣、大興奮 自らの持つ球団最多安打記録を更新する2152安打

 「西武4-1楽天」(30日、ベルーナドーム)

 西武の栗山巧外野手(42)が引退試合で安打を放った。八回2死の4打席目。楽天・泰から中前へ運んだ。

 今季11試合目、通算2323試合目で響かせた快音に大歓声が沸き、代走が送られると栗山コールが響く中、手を上げて歓声に応えながらベンチへ。その姿に号泣するファンもいた。

 栗山はベンチ前で仲間に迎えられると、涙をこらえているような表情でハイタッチした。

 この日の試合は西武の全員が背番号1をつけて臨んだ。栗山は「6番・指名打者」でスタメンすることがコールされると、球場に大歓声が響いた。

 第1打席は二回1死。スタンドのファンは栗山のタオルが掲げ、大歓声が響く中で打席へ向かった。岸に対してカウント1-2から左飛に倒れたが、スタンドからは大きな拍手が響いていた。

 四回1死一、二塁は初球を捉えたが左翼後方への飛球だった。ベンチでは同期で同学年の中村剛也が拍手を送っていた。

 3-1の六回1死一塁は一、二塁間へ鋭いゴロを打ち返したが二塁・村林の好守に阻まれて二塁走者が封殺された。

 栗山は育英高(兵庫)から2001年ドラフト4巡目で西武に入団。1軍初出場は3年目の2004年9月24日の近鉄戦だった。7年目の2007年にレギュラーに定着。2008年から背番号「1」に変更し、最多安打のタイトルを獲得。2021年9月4日の楽天戦で、西武の生え抜き選手として初の2000安打を達成した。

 昨年11月24日に球団事務所で26年シーズン限りでの現役引退を表明。今季は開幕を2軍で迎えたが4月18日に1軍に昇格し、日本ハム戦の九回に代打で出場。今季初打席で初安打を記録した。

 西武一筋で25年間プレーし、この試合までの通算成績は2322試合に出場して、2151安打を放って打率・277、128本塁打、914打点。

 試合は西武が三回に先制し、リードを守り抜いて勝利。引退試合を白星で飾った。

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