健大高崎が決勝初進出 二刀流・佐藤が導いた 打っては先制タイムリー!投げては強打の天理を0封

 7回、天理・関村を三振に仕留め、雄たけびを上げる健大高崎・佐藤(撮影・高部洋祐)
 先発で力投する健大高崎・佐藤(撮影・坂部計介)
 1回、先制の適時打を放つ健大高崎・佐藤(撮影・中田匡峻) 
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 「全国高校野球選手権・準決勝、天理0-1健大高崎」(20日、甲子園球場)

 健大高崎を夏、初めての決勝に導いたのは佐藤の熱投と、バットだった。準々決勝、有明戦の前に「ここで勝ったらお前だから」と青柳博文監督(54)に伝えられていたマウンド。

 「絶対、0点で抑える」と立ち上がりを無失点で迎えたその裏、1死一、二塁の好機を迎え“大谷ルール”で4番・DHに入った佐藤に打席が巡ってきた。「自分の打点で、自分を楽にさせる」と、先制の右前タイムリーを放って自身を“援護”。

 初回から抱いた強い思いがそのまま結果に結びついた。2人の兄がいる。どちらも名門・桐生第一で白球を追った。その2人から「ここまで来たら、気持ちやぞ!」ともらった激励を、プレーで体現した。

 二回以降のマウンドも、盤石。「ストライク先行で、流れよく投げられた」と、八回1死で降板するまで、強打の天理打線を2安打無失点。2回戦の東海大甲府でも先発して6回無失点、自身の打点で1-0の勝利。同様の活躍を準決勝の舞台でも見せた。

 “佐藤家3兄弟”では最も高みにたどり着いたが「お兄ちゃんのかっこいい姿を見て、ここまでこられた」と、尊敬の念に揺るぎはない。あと一つ。「新しい歴史を作って、学校の名前を皆さんに知ってもらいたい」と、兄弟の力で頂点の座を奪いに行く。

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