日本ハム・新庄監督「1回損した気分」 三回にフェンス最上部直撃二塁打のリプレー検証がリクエスト失敗に 「合図してない」も「審判も一生懸命。食い違いもある」と理解
「日本ハム5-5ソフトバンク」(20日、エスコンフィールド)
日本ハム・レイエスが三回1死一、三塁で先制の2点二塁打を放った際のリプレー検証について試合後、新庄監督は「俺、リプレー(検証のリクエストは)してないよ。1回損した気分」と話した。
レイエスの打球は左中間フェンス最上部を直撃しグランドに跳ね返る痛烈な当たり。直後に新庄監督はグラウンドに出てフェンスを越えたのではないかと訴えるような仕草を見せたが、「リクエスト」の四角を描くジェスチャーはしていなかった。審判団が集まった後、リプレー検証が行われ、場内には「ただいま新庄監督よりリクエストがありましたので、リプレー検証を行います。しばらくお待ち下さい」とアナウンスされた。
映像ではボールはフェンス最上部の青く塗られた部分に当たって跳ね返っており、判定は変わらず二塁打のまま。責任審判からリクエスト残り1回を指で示された新庄監督は自分を指さしながら「え?俺?」のポーズ。ベンチから身を乗り出すようにして審判に確認し、天を仰いだ。
試合後、新庄監督はこの場面について問われ「審判の方たちで一回判断してからお願いしますっていうのを伝えて。俺はこう(四角を描く動きは)やってないから。リプレーのマーク、合図はしてないんで」と回答。「もう1回損した気分」と話した。
「俺はしてないし。(四角を描いて)リクエストお願いします、ならわかるけど」とした新庄監督だったが「審判の方たちも一生懸命やってる。そういう食い違いもあると思うんで」と続けた。
「NPBリプレイ検証制度『リクエスト』」の7(1)には、「リクエストを行使する場合、判定後、監督は速やかにベンチ前に立ち、球審に向けて、モニターを意味する『四角』を手で形どることがリクエストを行使するサインをする」とある。また8の「審判員自らがリクエストできるプレイ」として①本塁打か否か②打球が天井に当たったか否か(本塁打の確認のみ)③観衆の妨害の規則適用をした場合でも本塁打か否かと重なった時④観衆の妨害(規則適用していない場合)⑤審判員が判定を下していないプレイ⑥想定外のプレイ、の6つが挙げられている。
本塁打か否かは、チーム(監督)がリクエストを行使して検証することもできる。
