1球敗北を2度経験した投手は?【プロ野球記録企画】
デイリースポーツの記録担当がプロ野球のさまざまな記録をひもとく新企画「記録の向こう側」(随時掲載)がスタート。今回は「1球敗北を2度経験した投手」について取り上げる。
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森浩二は1979年度ドラフト2位で阪急(現オリックス)に入団した。高知商2年夏、3年春と甲子園へ2度出場という実績を持つ左腕だ。
3年目の82年に1軍デビューを果たし、翌83年には13試合と経験を積む。
1軍に定着した84年、不運に見舞われた。6月30日のロッテ戦。2-2の同点で迎えた五回に救援に立ち、左打者のリーと対戦。初球を右越え二塁打された。森はここで降板。代わった山沖之彦が落合博満に中前打され、続く山本功児に中前タイムリーを許し、森が出した走者リーが生還。これが決勝点となり、森が敗戦投手となった。
2度目は89年7月22日ダイエー(現ソフトバンク)戦。2点リードの八回1死一、二塁で登板したが、初球を山本和範に右前打された。後を受けた山内嘉弘が右田雅彦に三塁打を打たれた。山本が逆転のホームを踏み、森に黒星が付いた。
森は貴重なリリーフ左腕として、88年42試合、89年40試合登板はいずれもチーム最多だった。93年にはヤクルトに移籍し、チームの日本一にも貢献した。プロ通算231試合で4勝6敗。黒星の1/3が1球敗戦だった。(デイリースポーツ・高野勲)
答え 森浩二
