松坂大輔氏 渡辺元智さんとの思い出語る 1年時から監督のマッサージ担当「いい時間を過ごさせてもらえた。未だに忘れられない」 そのおかげで握力強化「250球を最後まで投げきれた」
西武やレッドソックスで活躍した松坂大輔氏が18日放送のテレビ朝日「報道ステーション」に出演。17日に81歳で死去した横浜高元監督で恩師の渡辺元智さんとの思い出を語った。
渡辺さんについて「人に伝える言葉をすごく大事にされていた方で。練習中に声を荒げることはほぼなかったですし。監督さんの想いが言葉に乗るっていうんですかね。心に響く言葉をたくさんかけてもらいましたね」と話した。「中でも忘れられないのが『栄光よりも挫折、成功よりも失敗、勝利よりも敗北から学びなさい』という言葉と『覚悟を持つ』という言葉の意味ですね」と松坂氏。これらの言葉の意味を知ったのが高校2年時の夏、神奈川大会準決勝で敗れたときで「この時に自分の覚悟が足りなかったと感じた試合。こういう挫折を僕は3年のときの春夏連覇につなげられたんじゃないかと思います」と振り返った。
また松坂氏は1年時から監督室に呼ばれ「監督さんのマッサージをする時間があったんです」と明かした。「これはマッサージをするのは(手で揉むことで)握力強化のトレーニングを兼ねているんですけど」と説明。「その時に何気ない会話。今日はどうだった、最近どうだとか。監督は昔こうだったんだよ、とか。何気ない会話をする毎日だったんですけど。その何気ない会話に愛があって。非常に思い出深いんですけど、すごくいい時間を過ごさせてもらうことができました。未だに忘れられないですね」と遠くを見つめるような目で懐かしんだ。「そのおかげもあって。3年生のときに監督に『痛い』と言わせるくらい握力が強化されて。3年夏に250球投げましたけど、おかげさまで握力が落ちることなく最後まで投げ切ることができました」と振り返った。
