天理が大勝で9年ぶり4強進出!主将・金本がまた決勝弾 低反発バット導入後、史上2人目の1大会2本塁打 背番号10・橋本が完封でエース温存にも成功
「全国高校野球選手権・準々決勝、天理7-0三重」(18日、甲子園球場)
天理が大勝で9年ぶりの準決勝進出を果たした。主将・金本相有内野手が二回に決勝の今大会2号ソロを放った。
低反発バット導入後、史上2人目の快挙だ。二回、金本が甘いボールを完璧に捉えると打球は左翼スタンドへ飛び込んでいった。今大会6号で金本自身、1回戦の福山に続く2本目のアーチ。新基準の金属バットが導入されて以降、1大会の複数本塁打は昨年の日大三・田中諒に続き2人目の快挙だ。
さらに2点リードの八回には大塚の右前適時打に右翼の失策が絡むなどして2点を追加。さらに小沢にもこの日2本目のタイムリーが飛び出した。九回には相手のミスにつけ込んでダメ押しの2点を奪った。
投げては先発マウンドに上がった左腕・橋本が踏ん張った。序盤から毎回のように走者を許しながらもスコアボードにゼロを刻み続けた。七回のピンチでは二塁・田畑が横っ跳びで二遊間の打球をキャッチして二塁封殺。反撃を許さなかった。九回も無失点に抑え、変則左腕が見事な完封劇だ。
これで天理は2017年以来の4強進出。奈良県勢は甲子園通算160勝となった。2試合連続で完投していたエース・長尾の温存にも成功。夏は36年ぶりの頂点へ、あと2勝と迫った。
藤原監督は「ちょっと私もびっくりしておるんですけど、天理に旬の風が吹いている。まったく頭になかった」と橋本の完封勝利をたたえた。金本の一発には「やっぱりキャプテン。ベンチの重苦しい雰囲気がガラッとかわった。さすがだなと思いました」と目を細めていた。
