横浜弔いVへ 織田3試合で229球も問題なし 昨夏雪辱「まずは一つ先輩たちの記録を超える」
18日の花巻東との準々決勝を前に横浜(神奈川)が17日、大阪市内のグラウンドで練習を行った。今秋ドラフト上位候補の最速157キロ右腕・織田翔希投手(3年)は花巻東の打撃だけでなく走塁も警戒。昨夏敗退した準々決勝突破へ、エースとして勝たせる投球を意気込んだ。練習前には全員で17日に死去した元監督の渡辺元智さんに黙とうを捧げた。
織田はリラックスした表情で花巻東との一戦へ準備を整えた。ここまで全3試合に登板し、229球を投げているが、「全く問題なく、いつでもいける状態です」と笑顔で話した。
昨年のリベンジを果たす。昨夏の甲子園では県岐阜商との準々決勝で先発も、3回2/3を6安打2失点。延長十一回タイブレークの末、チームも敗れた。準々決勝には「すごく難しい試合」と独特の空気を感じたことを覚えている。「まずは一つ先輩たちの記録を超えるっていうのもありますけど。このチームで目標にしているものをつかみ取るためには、明日の試合はすごく大切になる」と改めて気を引き締めた。
横浜と花巻東が甲子園で対戦するのは初めてだが、昨年は練習試合を行った。「丁寧に、バッティングもそうですけど、走塁も含めて攻めてくる」と今大会3試合で計11盗塁を決めてきた足にも注意したい。
横浜はここまで3試合で盗塁成功を一度も許していない。織田は「自分がやるべきこととしては、間を変えたり。ただ、ランナーに集中ばかりにならないようにはしたい」と警戒した。脇山魁音捕手(2年)は「(花巻東相手に)どれだけできるのか楽しみ」と対戦を心待ちに。村田浩明監督(40)も「やってこられたらうちも対策はある」と明かした。勝てば2008年以来の4強入りとなる。織田は「丁寧に配球しながら、結果としては勝利に導けるようなピッチングをしたい」と力強く誓った。
