横浜・織田に反撃断たれた霞ケ浦ナイン「今までで一番速かった」「力負け」の声 巧みな投球術にも手を焼く 唯一外野に飛ばした村上「フライだったがいい打球でよかった」

 「全国高校野球選手権・3回戦、霞ケ浦2-5横浜」(16日、甲子園球場)

 霞ケ浦が逆転負け。春夏通じて初の8強進出はならなかった。四回に先制点を奪うなと、2度のリードを奪ったが、六回に一挙4失点。霞ケ浦の高橋監督は「悔しいですね。(先発の)小林は思った以上によく粘ってくれて、継投のタイミングがいつかというところで継投をした段階でビッグイニングにされたので。そのタイミングがどうだったのか自分で反省しなければ」と試合を振り返った。

 ただ、2-5とされた直後の六回から登板した横浜の2番手・織田に対しては攻撃陣がほぼ完璧に抑えられた。塁に出たのは六回1死から四球を選んだ菊地だけ。続く渡辺が遊ゴロ併殺に倒れると、七回は3者連続空振り三振。九回も3者三振の反撃の糸口すらつかめず、4イニングを打者12人で封じられた。

 六回先頭の西野は初球132キロのカットボールを見逃し、2球目の150キロはファウルで追い込まれた。続く高め151キロにバットが空を切り3球三振。九回も先頭で、変化球を中心にカウント2-2と追い込まれ、6球目の真ん中低め148キロに手が出ず見逃しで2打席連続三振に倒れた。西野は「今までで一番速かった」と振り返り「マウンドに上がったらスタンドがどよめいて。2打席対戦楽しんだ。試合できて幸せだった」と話した。

 織田の投球術にも手を焼いた。七回に空振り三振に倒れた相田は「真っすぐが速いので、真っ直ぐを狙いたったが僕の時は2球続けて変化球で。それが頭にあったので、最後ストレートが難しかった。配球負けというか」。初球123キロのスライダーなど変化球中心でカウント2-2から、最後は真ん中付近の154キロに対応できなかった。

 八回先頭の加藤は初球の高め153キロに二ゴロ。「真っすぐだけ振って振って3球三振くらいの気持ちだった。スピードが全然違う。高めのストレートをいったのて力負け」と振り返った。

 続く村上は初球の154キロを中飛。ただ一人外野に打球を飛ばし「初球だったので速いっていう感覚はあまりなかったが、しっかりスピンの効いたいい球だった」と振り返った。初球から打つと決めていたといい「いい投手なので待っても甘い球は来ない。初球が一番甘い球が来やすいので、初球からどんどん打っていこうという中で、フライだったがいい打球でよかった」と話した。

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