拓大紅陵 34年ぶり8強ならず 豪雨被害の地元に勝利届けられずも最後まで奮闘

 「全国高校野球選手権・3回戦、拓大紅陵3-6仙台育英」(15日、甲子園球場)

 拓大紅陵は準優勝した1992年夏以来のベスト8進出はならなかった。3回戦敗退は88年夏以来。

 打線は4点を追う二回2死三塁で山辺の左前適時打で1点を返した。1-5の六回1死二、三塁では加治が代わったばかりの仙台育英・梶井から中前タイムリー。なおも一、三塁で阪本が左前適時打で続き2点差に迫った。3-6の八回は無死一、二塁の好機を作ったが後続を断たれた。

 先発の二宮が5回9安打5失点。初回に4安打を集中され3点を奪われると、二回にも3連続長短打で1点を追加された。

 地元千葉県は13日に豪雨に見舞われ、県内に大きな被害が出た。試合前、拓大紅陵の坂巻監督は「(応援に)来れない人もいれば、すごく甚大な被害を受けている方も多数いると聞いています。そんな中で大好きな野球が、しかも甲子園でできるっていうのは本当幸せだよ、という話を昨日ミーティングでもしたので。試合中もそういった気持ちで精一杯ハツラツとやりたい」と誓っていた。言葉通りに2桁安打を放つなど最後まであきらめない奮闘を見せたが、地元に勝利を届けることはできなかった。

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