元阪神コーチ・高代延博さんの追悼試合開催 長女・千夏さん「父はしんどくても泣かなかった」
阪神、中日などNPB6球団でコーチを務め、関西六大学野球の大経大で監督として指揮を執り、2025年12月に亡くなった高代延博さんの追悼試合が7日、大阪府茨木市の大経大茨木グラウンドで開催された。大経大と、高代さんの母校である法大が対戦した。
試合前には追悼セレモニーが行われ、本塁に設置された献花台に両校の監督、主将らが花を供えた。その後、選手や出席者が黙とうをささげた。
始球式には高代さんの長女・千夏さんが登場。高代さんがWBCで使用したユニホームとグラブを着用し、ワンバウンド投球を見せた。高代さんが食道胃接合部がんに罹患(りかん)してから約3年も闘病生活を支えており、「両校さんのご配慮に父も喜んでいると思います。感謝しかないですね。(涙は)ぐっとこらえて。父は病気でしんどくても泣かなかったから」と振り返った。
高代さんの後を継いだ大経大・平川隆亮監督(43)は「プロで実績があるのに、親身に指導する愛がある方でした。志半ばでしたし、改めて思いを引き継いでいきたいと感じました」と話した。
