天理が2年連続31度目の夏の甲子園 投打ガッチリ 打線は奈良大付の好投手・新城を攻略 先発長尾は5安打完封 金本主将「全員が気持ちを一つに」
「高校野球奈良大会・決勝、天理8-0奈良大付」(27日、さとやくスタジアム)
天理が快勝で2年連続31度目の甲子園を決めた。
奈良大付の好投手・新城楓雅投手(3年)を攻略した。初回、先頭・山中のヒットから2死二塁の好機を迎えると、4番・金本相有内野手(3年)が、新城の浮いた直球を右中間に運ぶ先制二塁打。続く関村偉千陽内野手(2年)も高め直球に反応、中越えの二塁打でさらに1点を加えた。
好調なクリーンアップが再び火を吹いたのは六回だった。3番・永井仁之丞と金本の連打で無死二、三塁と攻め立てると、関村が再び強烈なセンター返し。この打球がぐんぐん伸びて、そのままバックスクリーン手前の芝生席に届く3ランとなり、奈良大付を大きく突き放した。
攻撃の手を緩めない天理打線。七回にも1死二、三塁から永井、金本の連続タイムリーでさらに3点を加え、ここで新城をKOした。
投げては先発・長尾亮大投手(3年)が5安打完封。投打の軸ががっちりかみ合った古豪が、奈良大会の頂点に立った。
藤原忠理監督は「点差以上に苦しい試合を、ベンチ、スタンドの心を一つに戦いました。(甲子園では)挑戦者ですので、奈良県の代表として戦いたい」と話した。
主将の金本は「全員が気持ちを一つにして戦う、ということができた」と話し、自身の活躍については「チームのために自分が打たないといけないと思っていたので、打ててよかった」と声を弾ませていた。
