古豪復活の八幡商「林先生がお亡くなりになって」小川監督が涙ぐみながら恩師で元監督の死去明かす「今年絶対に甲子園に」15年ぶりに聖地への扉を開く
「高校野球滋賀大会・決勝、八幡商6-2彦根総合」(25日、マイネットスタジアム皇子山)
創立140周年の八幡商が2011年以来、15年ぶり8度目となる夏の甲子園出場を決めた。小川監督は試合後、涙ぐみながら亡き恩師に捧げる勝利だったことを明かした。
「この1年は私の恩師である林先生がお亡くなりになって。そういう訃報もあって何とか甲子園に戻りたいと思っていた」と指揮官。昨年9月、八幡商での現役時代に指導を受けた林勝元監督が他界。「選手達もそういう流れの中で今年絶対に行くんだという強い思いを持ってくれた」と明かす。
「きょうもずっと見守ってくれているかなと思いながらゲームを進めていた。『我慢したらいつかチャンスは来るから』という言葉はずっと林先生から伝え聞いていた」と小川監督。序盤3イニングをしのぐと、四回に辻出が右翼へ先制2ランを放って試合の主導権を引き寄せた。直後に先頭への四球から2失点で追いつかれたが、その裏にしぶとい攻めで一挙3点を勝ち越した。
六回には連打から好機を広げ敵失でリードを4点に広げた。相手の反撃も堅守と粘り強い投球で封じた。「我慢して我慢して林先生の言葉どおりというか、チャンスをつかんでこういう結果になってよかった」と涙ぐみながら語った小川監督。八幡商は平成の時代に甲子園出場を重ねる強豪に。だが令和の時代に入ると、強豪私学の台頭で甲子園からは離れていた。
優勝インタビューでは小川監督が「15年、長かったんですけどいつかチャンスはくると思ってやってきた。選手達が頑張って本当によくやってくれました」と晴れやかな表情で語っていた。
