日本ハム・新庄監督 鷹に「勝ち始めるかも」ヒヤヒヤ連敗ストップ 代打送られると“翌日打つ男”野村が3安打3打点
「日本ハム7-6ソフトバンク」(15日、エスコンフィールド)
日本ハム・新庄剛志監督もグッタリと苦笑いするしかなかった。「簡単には勝たせてくれませんな」。4点リードの九回に1点差まで詰め寄られ、なお1死二、三塁のピンチをしのいでの逃げ切り。ソフトバンク戦の今季2勝目は、薄氷を踏む思いでもぎとった。一打逆転の場面で、最後は直球勝負で柳田を空振り三振。4年ぶりセーブの堀と進藤のバッテリーを「よく思い切っていってくれた。素晴らしかった」と称えた。
打線では雪辱に燃える男が仕事をした。前日は得点圏で2打席連続三振後、3度目の好機に代打を送られた野村佑希内野手が3安打3打点。三回に左翼線へ勝ち越し適時二塁打を放つと、塁上で両拳を握ってほえた。「昨日ちょっとムカついてたので、今日返せてよかったなと。ちょっとスッキリしました」と胸を張った。
七回には左翼2階席への特大2ラン。6月24日のロッテ戦(エスコン)でも、前日に代打を送られた悔しさで2打席連続弾を放っただけに、指揮官は「前回もそうでしたよね。この流れでいってみようか」と冗談めかしつつ「信じてました、今日は」と目尻を下げた。
ソフトバンク戦の連敗を3で止め、首位の王者と4ゲーム差に踏みとどまった。最後はヒヤヒヤだったが、新庄監督は「なんかいい流れが来て、もしかして相性の悪いソフトバンクさんに勝ち始めるかもしれない。こういう勝ち方になったから」とプラス思考。苦しみ抜いてつかんだ白星が分岐点になると信じて、大逆襲に転じる。
