2リーグ分立後、規定投球回を満たして勝率10割を達成した初の投手は?【プロ野球記録企画】
デイリースポーツの記録担当がプロ野球のさまざまな記録をひもとく新企画「記録の向こう側」(随時掲載)がスタート。今回は2リーグ分立後、規定投球回を満たして 勝率10割を達成した初の投手を取り上げる。
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間柴茂有は大洋(現DeNA)から78年に日本ハムにトレードで移籍した。80年に初の2桁勝利となる10勝をマーク。自信を深めて翌年81年のシーズンを迎えた。
初先発は開幕4試合目の4月8日・西武戦。勝敗には無関係で、救援に立った江夏が負け投手となった。2試合目の先発となった同14日・近鉄戦で初勝利を挙げた。
序盤戦は必ずしも好調ではなかったが、打線の援護を受け、黒星だけは免れる試合が続く。当時のパ・リーグは前期後期の2シーズン制を採用。後期に入ると間柴は、投げれば勝つを繰り返す。後期初先発の7月10日・近鉄戦で江夏のリリーフに助けられ6勝目を挙げると、この試合を含め11試合で10勝という荒稼ぎをやってのける。
終わってみれば27試合に登板し15勝0敗。間柴の大活躍でチームは後期優勝を果たした。余勢を駆って臨んだ、前期優勝ロッテとのプレーオフでも第3戦で1失点完投勝利を収めた。東映時代の62年以来19年ぶり、日本ハム球団としては初優勝の立役者となった。
なおシーズン勝率10割投手はこの後、13年・田中将大(楽天)24勝0敗しかいない。目下、開幕10連勝中の阪神・高橋は、3人目となれるか。(デイリースポーツ・高野 勲)
答え…81年の間柴茂有(日本ハム)
