広陵・曽根主将 「自分たちの野球を証明」2度目4連覇へ初戦11日 聖地切符かけ広島大会開会式
第108回全国高校野球選手権広島大会(28日・決勝)が4日、マツダスタジアムで開幕し、開会式が行われた。降雨のため入場行進は中止となり、コンコースに参加91校の主将が集まり、実施された。広陵の曽根丈一郎主将(3年)は、学校史上2度目の大会4連覇を誓った。なお、開幕戦に予定されていた広島国泰寺-庄原格致は、雨のため5日に順延。電光石火きんさいスタジアム三次での第3試合に開催される。
開会式を終え、曽根主将は気持ちを引き締めた。目指すのは、学校史上2度目の大会4連覇だ。頂が高ければ高いほど、燃えるものがある。「先輩方が、つないできてくださったバトンです。続けられるように優勝したい」と力を込めた。
今年のチームは、堅守が特長。中心は、柴田翔大投手(3年)と片寄翔伍投手(3年)の二枚看板。柴田は、最速150キロの本格派右腕。片寄は、最速144キロの直球とスライダーを武器とする左腕だ。県内屈指の両輪を軸に、昨秋の中国大会で敗戦の原因となった守備を鍛えてきた。「チームは最高の状態」。堅い守備から攻撃につなげるスタイルに隙はない。
昨夏は、底力を示し優勝旗を勝ち取った。崇徳との決勝戦は、九回2死から同点とし、延長タイブレークの末に2-1で歓喜の輪を作った。
ただ、曽根主将にとっては苦い記憶もある。2年生ながら「3番・二塁」で出場し、4打数無安打2三振。中軸の役割を果たせなかった。「何もできなかった」。主将として迎える最後の夏。「去年は先輩に助けてもらった。今年は先輩たちのような姿を見せたい」と、結果で示す覚悟だ。
初戦は11日に、加計高芸北分校-広島観音の勝者が相手。大会4連覇を成し遂げれば1962(昭和37)~1965(同40)年以来となる。昨夏の甲子園は1回戦勝利後に、部員による暴力事案を巡り大会を辞退した。「自分たちの野球を証明してみせる」。ライバルたちをねじ伏せ、広島の頂点へ突き進む。
