中日が逆転3連勝!石川昂が執念の決勝適時二塁打 40歳初登板の涌井秀章好投に報いる1勝 ブラックドアラに「見た目は怖いですけど」

 「中日2-1巨人」(4日、バンテリンドーム)

 中日が逆転勝ちで3連勝。好投の先発・涌井秀章投手に報いる劇的勝利だ。

 八回、1死から細川が右翼フェンス直撃の三塁打を放った。サノーは三振に倒れたが、2死から石川昂が追い込まれながらも執念でスライダーを捉えて左中間を破った。勝ち越しの適時二塁打に本拠地は大盛り上がり。価値ある勝ち越し点がスコアボードに刻まれた。最後は3連投の松山が試合を締めた。

 お立ち台に上がった石川昂は「本当に絶対に決めてやろうと思って打席に入った」と胸を張り、「追い込まれていたんでうまく反応できた。本当に勝ち越しの一打だったんでうれしかった。最近はチャンスで打てていなかったので一本出てうれしかった」と言う。

 そして隣にいたブラックドアラについて問われると「見た目は怖いですけど、勝っているので。ドアラとバチバチにやってほしい」と笑みを浮かべた。「7月負けてないんでどんどん勝っていきたい」と力を込める。

 40歳の誕生日を迎え、初めて先発マウンドに上がった涌井。立ち上がりからキレのあるストレートを投じた。二回に連打から中山の犠飛で1点こそ失ったが、続くピンチを落ち着いて切り抜けて最少失点に抑えた。

 以降は巨人打線を老かいな投球術でほんろう。三回、四回を連続して三者凡退に抑え、五回1死三塁のピンチは連続三振で切り抜けた。

 しかし打線の援護はわずかに1点のみ。四回に無死満塁の絶好機を作るも、敵失で1点を返すにとどまった。涌井は七回に先頭打者を出塁させるも、併殺打に仕留めるなど3人で切り抜けた。直後にベンチに戻ると井上監督と握手をかわし、ベンチ裏へ。打線の勝ち越しを待ったが、七回も無得点に終わった。

 勝利投手にはなれなかったが、3連勝を引き込む好投。ベテラン右腕に報いる石川昂の一打だった。

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