日本ハム・加藤貴 2年ぶり完封 伊藤&北山とリーグトップの8勝トリオ 新庄監督「万々歳」
「日本ハム6-0オリックス」(1日、エスコンフィールド)
あっさりと投げきった。チーム今季最短タイの2時間20分で、2024年5月以来自身2年ぶりの完封星。穏やかに笑って捕手の田宮とタッチをかわした日本ハム・加藤貴之投手(34)は「去年は自分で(完封の)チャンスをつぶしてしまったこともあった。今はまずホッとしています」と喜びに浸った。
テンポよく打たせてとる持ち味を存分に発揮。108球しか要さず、散発3安打の無四球、二塁も踏ませなかった。自身6連勝で、同僚の伊藤と北山に並ぶリーグトップの8勝目。「もう安心感しかない」と絶賛した新庄監督も、チームで“勝ち頭トリオ”を形成する状況に「いいライバル意識というか。3人で16勝ずつぐらいしてくれたら、もう万々歳」と、笑いが止まらなかった。
昨季9勝を挙げた加藤貴だが、5年ぶりに規定投球回には届かず。不調だったフォークを、今季の序盤に金子投手コーディネーターに握りを教わって修正した。決め球のキレを取り戻すと、ウエートトレーニングにも注力。「年齢もあるし、何かやったら変わるかなと。今のところ変われているので、続けていこうかなと思う」。変化を求めた34歳の決断が、好調につながっている。
今季4度目の4連勝で同最多の貯金11。指揮官は「5連勝を2回って言ってたもんね。言うとそうなるから」と、6月に9連勝が止まった直後の発言を振り返って笑みを浮かべた。2日は先発に約1カ月ぶり1軍登板の有原を立て、スイープ(同一カード全勝)を狙う。
